「姿勢を良くしなきゃ」と思うと、
つい肩に力が入って、ぐっと胸を張ってしまいませんか。
でも、そのがんばりは長続きしませんし、
実はそもそも、姿勢が崩れる原因は
もっと小さな、日常の習慣にあることが多いんです。
姿勢が崩れる、いちばん身近な原因
ノートパソコンやスマホは、画面が下にあるぶん、
どうしても目線が下がり、首や背中が丸まりがちです。
画面の位置を少し上げて、目線をまっすぐ保てるようにする——
たったこれだけで、首や背中への負担はぐっと変わります。
姿勢を正そうと意識する前に、
まず「姿勢が崩れやすい環境」を見直してみてください。
正しい姿勢が「疲れる」と感じたら、それはサイン
いざ姿勢を正してみると、
「なんだか疲れる」「違和感がある」と感じる方は少なくありません。
でもそれは、正しい姿勢が悪いのではなく、
崩れた姿勢に、体がすっかり慣れてしまっている証拠です。
最初は少しキツく感じても大丈夫。
鏡でときどき確認しながら、
少しずつ「楽な、正しい場所」に体を戻していってあげてください。
迷ったら、この一つのイメージだけ
とはいえ、姿勢を意識し続けるのは大変なもの。
そこで、覚えておいてほしいイメージが一つだけあります。
みぞおちが、斜め前上に糸でそっと吊られている——
そんなイメージを持つだけで、
背中は自然と伸び、首や顎も無理なく収まるべき位置に戻ってきます。
「胸を張る」でも「背筋を伸ばす」でもなく、
「吊られて、ふわっと持ち上がる」感覚。
力を入れるのではなく、力を抜いて委ねる感じ、
と言った方が近いかもしれません。
姿勢は、気合いで作るものではなく、
環境と、小さなイメージの積み重ねで整っていくもの。
今日から、画面の高さとみぞおちの糸、
どちらか一つだけでも意識してみてくださいね。
小川