「ストレッチしているのに、
なかなか体が柔らかくならない」

そう感じている方に、
知っておいてほしいことがあります。
硬さの原因は、筋肉そのものより
別のところにあるのかもしれません。

「筋肉が硬い」のは、骨が動いていないから
一生懸命ストレッチしても伸びない時、
実は筋肉ではなく、
骨や関節の動きが止まっていることがよくあります。
関節が動かないと、
まわりの筋肉も連動して動けなくなり、
「いくら伸ばしても硬いまま」に感じるのです。
筋肉を伸ばすことに加えて、
関節そのものの動く範囲を広げてあげる——
そこにアプローチすると、
ぐっと変わってくることがあります。

「固めない」ことが、いちばんのケア
「この姿勢はダメ」「あれもダメ」と
体を固めてしまうと、
それ以外の姿勢が取れなくなって、
また固まる——という悪循環に入りがちです。
それよりも、
ほぐして柔らかい状態をキープするほうが、
力を入れた時も、抜いた時もちゃんと動いて、
自分でバランスを取れる体になります。
「動かせる範囲は、しっかり動かしてあげる」。
これが、固さをためない一番のコツです。

目指すは、子どもの頃の柔らかさ
子どもと大人の体の差は、
生まれつきというより
「普段どれだけ動かしているか」の差です。
子どもは走り回り、大人は動かさないから固まる。
同じだけの柔軟性は難しくても、
本来、お年寄りになっても
体にはそれだけの可動域があるはずなんです。
少しずつでも、“あの頃”をイメージして
動かしてあげてください。
体も頭も、凝り固まらないことが、
健やかでいるためのコツかもしれませんね。

小川