肩がつらい、腰がつらい——
そんな時、つい「その場所」だけを
揉んだり押したりしていませんか。

今日は、体の真ん中にある
「背骨」からゆるめるお話です。

背骨は「上から下まで」つながって動く
背骨は、首から腰まで
小さな骨が積み重なってできています。
どこか一か所だけが動くのではなく、
上から下まで、しなるように連動して
体を支えています。
だから整える時も、
首だけ、腰だけ、ではなく
背骨全体をゆっくり大きく動かすこと。
腰をゆっくりひねる、
腕を大きく回して肩甲骨から動かす——
そんな「大きい動き」が、
背骨全体をゆるめてくれます。

つらい所と、ほぐすべき所は「逆側」のことも
肩がつらいのに、原因は腰。
腰がつらいのに、原因は背中や胸。
体は全部つながっているので、
一番つらい場所が、
一番の原因とは限りません

どこかが固まって動けない分を、
別の場所がかばって頑張り、
その「頑張っている側」に痛みが出る——
そんなことがよくあります。
つらい所だけを押しても戻ってしまう時は、
反対側や、背骨まわりの動きに
目を向けてみてください。

「やっと体が動くようになった」を、感じてみませんか
背骨まわりがゆるんでくると、
呼吸が深くなり、
振り向く・かがむといった
何気ない動きがすっと軽くなります。
その時に初めて、
「今までこんなに固まっていたんだ」と
気づく方がとても多いです。
その軽さを一度知ると、
体のケアは「義務」ではなく
「気持ちいいから続けたいこと」に変わりますよ。

体の真ん中から、ゆっくり大きく。
背骨を意識して動かすことから、
始めてみてくださいね。

小川