「仕事でしょっちゅう歩いてるから、
運動はできてるはず」
そう思っている方、
とても多いです。
残念ながら——
少し違います。
歩数は同じでも、中身が違います
たしかに、歩いた距離や
歩数という意味では、
立派な運動量です。
でも、仕事中の体は
緊張しています。
お客さんの動きを見ている。
次の段取りを考えている。
ミスをしないように
気を張っている。
その状態で歩き回っても、
体には負担が
積み重なっていくだけなんです。
散歩やランニングが違う理由
一方で、
散歩やジョギングはどうでしょう。
あれは、
リラックスした状態で、
体の動きを良くするために
動いている。
同じ「歩く」でも、
目的がまるで違います。
工場で一日中歩いている方も、
店内をずっと回っている方も、
同じことです。
歩数計の数字は立派でも、
体はほぐれていません。
やってほしいのは、たった一つ
だからといって、
「仕事のあとにジムへ行け」
なんて言いません。
そんな余裕、ないですよね。
お願いしたいのは、
気を抜いて歩く時間を、
少しだけ作ることです。
帰り道の、ほんの五分でいい。
考えごとをやめて、
少し大きめの歩幅で、
上を向いて歩く。
それだけで、
「仕事で使った体」から
「ほぐれる体」に
切り替わります。
ストレッチも同じ考え方です
歩くだけでなく、
その日のうちに
体をひねる、伸ばす。
横になったときに
ゴロンと体を揺らす。
ちょっとしたことが増えるだけで、
翌朝が全然違います。
たくさん歩いているのに
疲れが抜けない方は、
「量」ではなく
「どんな気持ちで動いているか」を
振り返ってみてくださいね。
小川