先日、
「塩は、悪者にされすぎているのかもしれません」
という話を書きました。
今日は、その続きです。
もう少しだけ、踏み込んで書きます。
汗をかく季節は、体が硬くなります
施術をしていると、
はっきり分かることがあります。
汗をかく季節は、みなさん体が硬い。
同じようにほぐしても、
戻るのが早いのです。
冬なら三日もっていた状態が、
夏は一日で戻ってしまう。
理由のひとつは、はっきりしています。
汗と一緒に、ミネラルが抜けていく。
ミネラルが足りなくなると、筋肉は硬くなる。
それだけのことです。
「減らせば減らすほどいい」ではありません
ここからは、
当院の考えをはっきり書きます。
塩は、減らせば減らすほど良いものではありません。
塩分は、
体になくてはならないものです。
なくてはならないものを削っていけば、
削った分だけ、
体のバランスは崩れていきます。
ミネラルが足りなくなるからです。
血管も、同じです
筋肉が硬くなる、という話をしましたが、
血管もまた、筋肉でできています。
塩分が足りないと、血管は硬くなる。
硬いホースに水を通そうとすれば、
それだけ強い力で押さないと
流れていきません。
体は、圧を上げないと回せなくなるのです。
「塩を減らせば血圧が下がる」と
単純に考えている方に、
一度だけ立ち止まって
考えてみていただきたいのは、
そこです。
もちろん、摂りすぎはよくありません
前回も書きましたが、
これは繰り返しておきます。
適量ならとてもいい。摂りすぎればよくない。
味の濃い料理を食べ続ければ、
それは当然、体に負担になります。
当院が申し上げているのは、
量の話ではありません。
「減らせば減らすほど良い」という考え方そのものについてです。
汗をかいた日は、足してください
しょっぱい梅干し。
岩塩や、天然の塩。
海藻や、魚介。
「今日はよく汗をかいたな」
そう思った日は、
少しだけ足してみてください。
それだけで、
体のほぐれ方が変わってきます。
最後に、当院の立場を書いておきます
ひだまりは、
医療をしているわけではありません。
栄養や、運動や、姿勢を整えることで
体を支えているところです。
だからこそ、
医学や医療の外側にある見方も
取り入れています。
医療を否定するつもりは、まったくありません。
ただ、絶対のものとして
そのまま受け取ってもいない、
というだけです。
ここに書いたのは、
施術の現場で見てきたことから
考えている、当院の見方です。
医学的な結論ではありません。
そのうえで。
何を減らすか、ばかりではなく。
何が足りていないか。
そちらからも一度、
考えてみていただければと思います。
小川