うちの畑のトマトが、
今年は夏のあいだ
ほとんど実をつけませんでした。
調べてみると、
トマトはもともと
30度以下でいちばん実をつける
品種なのだそうです。
暑すぎると、
止まってしまう。
8月の後半になって、
ようやくポツポツと
なってきました。
体も、
同じところがあります。
夏のあいだ、体は変わりにくい
以前、
「夏は良くなりにくい時期です」と
正直にお伝えしたことがあります。
汗と一緒に
ミネラルが抜けていく。
冷房で冷える。
寝苦しくて、
夜も力が抜けきらない。
そうやって
筋肉が緊張したままの状態では、
いくら関節を動かそうとしても、
なかなか変わりません。
まわりが固まっているのに
真ん中だけ動かそうとしても、
無理があるのです。
それが今、落ち着いてきました
暑すぎもせず、寒すぎもせず。
朝と夕方は
だいぶ過ごしやすくなりました。
すると、
筋肉があまり緊張していない状態に
戻ってきます。
そうなると——
関節が、動かしやすくなります。
固まっていた関節。
歪んだまま
落ち着いてしまった関節。
そういうものを
整えたり、
動きを滑らかにしてあげるのに、
今はとてもいい時期です。
しかも、この時期は長くありません
もう少しすると、
今度は寒さが来ます。
寒くなれば、
体はまた縮こまります。
熱を逃がさないように
筋肉が硬くなる。
つまり、
暑さで固まる時期と、寒さで縮こまる時期の、あいだ。
そこが今です。
短い窓のようなものだと
思っていただくと
いいかもしれません。
やることは、難しくありません
特別なことは要りません。
いつもの体操やストレッチを、
いつもより少しだけ大きく
やってみてください。
夏のあいだ
「どうせ動かないし」と
控えていた方こそ、
今は
動く手応えが
違うはずです。
腰をゆっくりひねる。
腕を大きく回す。
肩を上げて、
すとんと落とす。
この時期の体は、素直です。
暑い時期を
なんとかやり過ごして、
ようやくここまで
来ました。
「涼しくなったな」と
感じたら、
それは
体を整えるのに、いちばんいい合図です。
無理のない範囲で、
少しだけ
大きく動いてみてくださいね。
小川